JDK 1.5.0のUpdateバージョンで変わったところその4

Update6からAggressiveOptsが利用できるようになった

AggressiveOptsは、Java6から採用される機能を利用するためのオプションのようです。なのでJava6では有効にしても何も変わりません。また下記の情報によると、このオプションは5.0では実験的だそうです。

Update12で設定されるオプションは下記

  • EliminateZeroing on
  • SpecialStringIndexOf on
  • BackgroundCompilation Off
  • CompilationPolicyChoice=0
  • ThresholdTolerance=100
  • UseJumpTables on (ServerVM & Sparcのみ)
  • UseNewHashFunction on

Update7から HeapDumpOnOutOfMemoryErrorが利用できるようになった

Java 6からのバックポートです。OutOfMemoryErrorが発生したらhprofのバイナリ形式のメモリダンプを出力してくれます。バイナリ形式のためHPのHPJMeterでは読めないので、HATやYourKit Java Profiler、SAP Memory Analyzer などを利用することになります*1

Update13 Update14からHeapDumpOnCtrlBreak オプションが使えるようになるらしい

Ctrl + Break を呼び出すことでHPROFのバイナリ形式のHeapDumpを生成することができるオプションです。1.4.2でも_12からサポートされているようです。また、jmapコマンドを利用できるプラットフォームは、このコマンドで同等のことができます。
*2

*1:NetBeans 6.0から解析機能が追加されているようです (404 Not Found)。SAP Memory Analyzerが使えそうです

*2:最近チェックしなおすと、Update14に変わっていました。。。また、1.4.2も1.4.2_17となっています